ここ1カ月間、配信で過去のゴジラ作品(1984年以降の平成ゴジラシリーズ)を全部見て復習した上で、今公開中の「ゴジラ-1.0」を見に行ってきました。基本本作品の情報は一切入れずに見に行ったのですが、「-1.0(マイナス)」の意味がどういうものなのかも楽しみにして鑑賞しました。戸惑ったのは、冒頭の時代が「昭和20年」終戦の年だったということです。いくつかの過去作品を除いては、ゴジラの登場は昭和29年(1954年)の最初の「ゴジラ」が起点となっていたので、そこに違和感があったのですが、すべてを見終わった上で自分なりに納得しました。そして、「シン・ゴジラ」を除いて、オキシジェンデストロイヤーもメーサー車もましてや自衛隊すらない時代にどういう方法でゴジラと対するのか?と思っていたのですが、過去作で一番現代科学で対応可能な方法だったな、とその辺が面白かったですね。ただ、バトルものとは違ってどちらかと言えばストーリーの流れは「シン・ゴジラ」に近いかな、と思いました。群像劇とでも言うのでしょうか?そして次回作は間違いなく作られるだろうなと・・・。また、ここから令和版の新たなゴジラ・ストーリーの始まりになるのではないだろうか。
ネタバレになりますが「震電」が登場したのは、胸アツでした(笑)